2015年3月19日、韓国・聯合ニュースによると、国際オリンピック委員会（IOC）のグニラ・リンドベリ調整委員長は18日に江原道江陵市で記者会見を開き、第4回調整委員会の結果を発表。「今年1月にすでに平昌五輪の会場問題について決定を下しており、分散開催についてはこれ以上、議論しない」と述べた。

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リンドベリ委員長は、来年に迫ったテストイベントまで残された時間は多くはないとし、本大会の開催の準備に集中すべきだとした。17〜19日に開催された第4回調整委員会では、平昌五輪の準備作業の進捗状況や核心的な事項、義務や契約の履行事項などについて確認された。委員らはまた、江陵や平昌の競技場を視察し、施工状況を把握。順当にテストイベントが開催できるかに大きな注目を寄せた。

調整委員会は、来年の初めに行われるテストイベントを成功させるため、平昌五輪の大会組織委員会は各方面が集中して力を発揮してほしいと提言。組織委員会の趙亮鎬（チョ・ヤンホ）委員長は「会議の内容を基礎に、足りないところを補い、すでに完成している部分を強固なものにし、本番に万全の準備をしたい」と述べた。（翻訳・編集/北田）