「親朴」勢力で周りを固める韓国の朴大統領、野党から批判―韓国メディア

Record China    2015年3月18日(水) 18時53分

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16日、韓国の朴槿恵大統領が与党所属の議員3人を特別補佐官に任命したことについて、野党から批判の声が上がっている。資料写真。

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2015年3月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は与党セヌリ党所属の朱豪英(チュ・ホヨン)議員、尹相鉉(ユン・サンヒョン)議員、金在原(キム・ジェウォン)議員の3人を特別補佐官に任命し、政務特別補佐委任状を与えた。特別補佐官の新設は業務の効率化を図るためだとされるが、野党からは批判の声が上がっている。17日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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最大野党・新政治民主連合は、朴大統領が「親朴」勢力で身近を固めることは、国会における国政や監査を阻害することになりかねないと批判。国会議員が大統領府から委任状を受けることは三権分立の原則に反し、国会議員が職務を兼任することを禁じる規定にも反すると指摘した。

また、大統領本人も批判の対象となっている。新政治民主連合の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)報道官は記者会見で、「親朴」を配置することで国会管理を強化しているのか、大統領は説明を行うべきだと批判した。

徐報道官はさらに、現職議員を特別補佐官に任命したことは、大統領府と国会の間で意思疎通が十分図られていないことを示しており、国会法にも違反していると指摘。国会運営を妨害することが狙いではないかと批判した。(翻訳・編集/岡田)

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