Record China 2015年3月17日(火) 17時12分
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17日、半月をかけた人民網による「中国人の腕時計購買実態調査2015」の結果が、10万近いネットユーザーの参加によって、このほど明らかになった。写真は中国で販売されているヴァシュロン・コンスタンタンの高級時計。
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2015年3月17日、半月をかけた人民網による「中国人の腕時計購買実態調査2015」の結果が、10万近いネットユーザーの参加によって、このほど明らかになった。
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1、女性向け腕時計市場の拡大、50歳以上の消費者による腕時計収集
今回の10万人の調査によって、依然として腕時計愛好家の中心が男性であることがわかったが、68%対32%の数字が示しているように、中国における女性向け腕時計市場が拡大していることが明らかとなっている。
購買年齢層から見ると、50歳以上の時計愛好家は52%を占める。彼らの中には社会的、収入的に安定した地位にいる人々も多い。また、調査結果によると、これらの人々が腕時計を複数購入する目的は収集であることが明らかとなった。
2、月給の3倍をかけて腕時計を購入、消費者の価値観が日増しに成熟
調査結果によると、例えば、月給が5000元(約9万7000円)の腕時計愛好家がいたとすると、その理想とする腕時計の値段は1万から1万5000元ほどである。つまり、月給の2〜3倍の値段の腕時計を購入しようとする。これは、先進国の腕時計消費基準とほとんど一致し、中国の腕時計消費者の価値観が成熟していることを伺わせる。
3、スイス製がトップシェア、ブランドと内部構造が購入における鍵
調査結果によると、中国でトップシェアを占めているのはスイス製であり、すぐ後にドイツ製が続く。また。約1万人のネットユーザーに行った調査によると、13%のネットユーザーが中国国産を選んでおり、これは国産の腕時計ブランドが台頭しつつあることを覗わせる。
中国人が腕時計を選ぶ際に、第一に考慮するのはブランドであり、全体のうち35%の比率を占める。ブランド以外では、内部構造の精度、外観の美しさ、機能に対する価格の妥当性もまた、中国人が腕時計を購入する際に参考にする重要な要因になっている。
4、伝統と歴史を重んじるセンス、機械式時計と貴金属をこよなく愛する
中国人が腕時計を選ぶ時には、やはり伝統的でクラシックなものを好む傾向が依然ある。各種新型のスポーツ時計、電子時計、新しいスタイルの時計と比べると、85%のネットユーザーが機械式時計を選んだ。腕時計の表盤の形においては、中国人の伝統的なセンスに合う円形のものが未だに、中国人に最も好まれており、91%をも占めた。材質では、プラチナ、ローズゴールドや黄金等の貴金属が中国人にもっとも人気で、鋼材のものが続いた。現在、比較的流行している新型の材質のものに対しては、人々の態度は相対的に保守的である。(提供/人民網日本語版・翻訳/TM・編集/武藤)
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