全国人民代表大会、出席する代表の数は?どんな人がなるの?―中国メディア

Record China    2015年3月16日(月) 15時33分

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13日、新華社は全国人民代表大会に出席している代表のなかから数人を選んで紹介する記事を掲載した。写真はトーロン族初の女性代表・段秀英さん。

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2015年3月13日、新華社は全国人民代表大会(全人代)に出席している代表のなかから数人を選んで紹介する記事を掲載した。

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毎年1回、3月ごろに開催される全国人民代表大会は、中国最高の権力機関であり、立法機関だ。全国人民代表大会常務委員会によると、省・自治区・直轄市・特別行政区の人民代表大会および中国人民解放軍から選出された第12期全国人民代表の数は2987人。そのうち少数民族は409人で全体の13.69%を占めており、全国55の少数民族にそれぞれ代表がいる。労働者や農民の代表は401人で13.42%を占め、大幅に増加している。専門技術分野の代表は610人で、20.42%。党や政府機関の代表が1042人で最も多く、34.88%を占めている。また、婦人代表が699人と全体の23.4%を占めた。

雲南省のトーロン族初の女性代表となった段秀英(ドゥアン・シウイン)さんは49歳。貧しい農村で生まれ育ち、懸命に学んで教師になった。トーロン族の子供たちの教育環境を整備するために全人代で意見を述べるという。

陝西省の農民代表、楊豊岐(ヤン・フォンチー)さんは53歳。農村部の高齢者に対する養老年金の実施を全人代で訴えたことで、これが実現する運びとなった。雲南省のリス族代表の女性は全人代で2年連続して故郷の道路整備を訴えたところ、今年から工事が始まったという。同省のヌー族代表の医師は農村部で働く医師の待遇改善を訴え続けてきたが、今年は農村部の公衆衛生サービスに対する国の補助を求める予定だ。(翻訳・編集/本郷)

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