2015年3月5日、韓国・ニューシスによると、ソウル市内でマーク・リッパート駐韓米大使を襲撃した男が謝罪の言葉を述べているという。

【その他の写真】

5日午前7時40分ごろ、リッパート大使はソウルの世宗文化会館を訪れた際、握手を求めるふりをして近づいてきたキム・ギジョン容疑者に刃物で切り付けられ、顔や手を80針縫うけがを負った。キム容疑者はその場で逮捕された。

キム容疑者は「独島（日本名：竹島）守護団体」の代表を務めており、2010年7月7日、ソウルのプレスセンターで開かれた講演の途中、重家俊範駐韓日本大使にセメント片2個を投げつけた容疑で起訴され、懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた前科がある。

弁護士によると、キム容疑者は「リッパート大使に申し訳ないことをした。リッパート大使を傷付けるつもりはなく、脅かそうとしただけだ」と話しているという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは反発のコメントが寄せられた。

「罪を軽くするために言っているだけでしょ？」

「脅かそうとして、刃物を振り回すやつがいるか？厳しく処罰してほしい」

「けがした大使が悪いと言いたいの？」

「言い訳するな。懲役20年以上は免れない」

「弁護士も疑わしい…。弁護士も一度調査してみた方がいいのでは？」

「こんな人間が独島守護団体の代表だなんて…恥ずかしい」

「キム・ギジョンのせいで、独島（日本名：竹島）問題で日本に反発する人たちまで、変な目で見られてしまうかもしれない」

「脅かそうとする理由もわからない。一体何様のつもりだ？」

「韓国の法律は甘過ぎる。米国で裁いてもらえ」

「日本大使に米国大使まで…。次は中国大使か？野放しにしておくと危険だから、無期懲役が妥当」（翻訳・編集/堂本）