Record China 2015年3月5日(木) 10時58分
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3日、新華社は、「私はなぜ毎年日本旅行に行くのか」と題する記事を掲載した。写真は福岡。
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2015年3月3日、新華社は、「私はなぜ毎年日本旅行に行くのか」と題する記事を掲載した。
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私が初めて日本を訪れたのは2006年。日中の政治関係が冷え込んでいたときだ。中国では当時、反日デモがあちこちで起き、日本でも一部の人の「嫌中感情」が高まった。
私は上海から九州に向かった。飛行機で1時間ちょっとだ。中国と日本が「一衣帯水の隣国」であることは子どものころから知っていたが、ここに来て初めて、日中が地理的な距離は非常に近いが、心理的な距離は近づいたり離れたりする2国だということに気が付いた。
飛行機を降りた最初の感覚は、「日本はとても静かな国」というものだった。ニュースで見るような政治的ないざこざは庶民とはほとんど無関係のように感じられた。東京や大阪以外の都市には高層ビルは少なく、木造2階建ての家に住んでいる人が多い。玄関には草花が植えられ、人々の歩くスピードはゆったりしている。雑音は一切聞こえず、まるで20〜30年前の中国のような雰囲気を感じた。
日本のもう一つの長所は、清潔であることだ。空港や駅、ショッピングセンターのトイレはどこでも温水洗浄便座で、トイレットペーパーも必ず2つ備え付けられている。当時、日本を訪れる中国人観光客は今ほど多くはなかったが、ネット上には「日本でのショッピング攻略」といった情報がすでにたくさんあった。
電子製品のほかに人気が高かったのは化粧品だ。イソフラボン入りの化粧水、米ぬかが入った洗顔フォームなどなど。私は日本のドラッグストアでさらに面白い商品を見つけた。旅行の際に便利な個包装の蒸気アイマスクや、足用の消臭スプレーなどがあり、見識が広がった。(続く)(翻訳・編集/北田)
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