Record China 2015年3月4日(水) 16時45分
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4日、シャーマン米国務次官によるワシントンでの演説が、緊張の続いている日中韓の関係に関して日本側の肩を持つ内容だったとして各国メディアの注目を呼んでいる。資料写真。
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2015年3月4日、シャーマン米国務次官によるワシントンでの演説が、緊張の続いている日中韓の関係に関して日本側の肩を持つ内容だったとして各国メディアの注目を呼んでいる。
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韓国メディアによると、シャーマン次官は先月27日、カーネギー国際平和財団のセミナーで演説し、「国家主義的な感情につけ込み、政治家が敵を批判して安っぽい拍手を受けることは難しくない。しかし、そんな挑発は関係をマヒさせるものであり、前進することはない」と述べた。
韓国の英字紙コリア・タイムズはシャーマン発言について、対立している日中韓の関係について日本側の肩を持つものだと指摘。世宗研究所の専門家が「シャーマン氏が日中韓の対立関係について3カ国全てに責任があるという見解を示したことは無責任である」と批判していることを紹介した。
シャーマン発言については仏国際放送ラジオ・アンテルナショナル(中国語電子版)も歴史問題について、中韓を批判するとも受け取れる内容で、韓国国内で波紋を広げていると伝えた。同ラジオは、演説では歴史問題で日本に謝罪や反省を促す言葉がなかったことに韓国メディアが不満を持っていることにも言及した。
韓国外交部の趙太庸第一次官はシャーマン発言について2日の国会で、「関係諸国が過去の傷を癒やし、未来へ向かうことで協力関係が進展するという米国の立場はこれまでと変わりがない。米国が日本の肩を持つことはない」と述べた。これについて、韓国のネットユーザーは、「韓国政府は力がないから言いたいことも言えない。米国は結局、韓国の友邦国ではなく、利用されているだけだ」と批判的なコメントを寄せている。(編集/KO)
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