<北京五輪>金メダル4枚の卓球選手「高すぎる期待は逆効果」―中国

Record China    2007年8月9日(木) 16時24分

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2007年8月、オリンピックで金メダル4枚、世界大会で優勝18回という輝かしい経歴を持つ中国の著名卓球選手トウ亜萍さんがロイター通信のインタビューに応じ、国民が北京五輪のメダルに期待しすぎることは選手にとって不利になるだろうと語った。

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2007年8月、中国の著名卓球選手トウ亜萍さんがロイター通信のインタビューに応じ、中国国民が北京オリンピックでのメダル獲得に期待しすぎることは選手にとって不利になろうと語った。

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トウさんは5歳から卓球を始め、1997年に引退するまでオリンピックで金メダル4枚、世界大会で18回の優勝に輝いた経歴を持つ。また、オリンピックの卓球競技で唯一連続して金メダルを手にした選手でもある。現在は国際オリンピック委員会の委員や北京オリンピック選手村副部長などを務めている。

インタビューの中でトウさんは「私は選手経験が長いので選手のつらさがよくわかる。国民の期待はプレッシャーとなり、選手には何の助けにもならない。メダルへの高すぎる期待は逆効果となり、中国が北京オリンピックでメダル獲得数1位の座につくのは難しいかもしれない」と話した。

とはいえ、メダルに期待するなというのは無理な話で、北京オリンピックに参加する選手たちはみな13億人の期待を背負いながらプレッシャーと戦うことになるだろう。(翻訳・編集/藤野)

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