Record China 2007年8月9日(木) 9時49分
拡大
2007年8月、中国体育総局が中国サッカー協会に対し2008年の中国スーパーリーグを中止するよう勧告したことが明らかになった。五輪代表の強化、リーグ戦での不祥事発生の防止が目的と見られる。写真は今年6月に発生したサポーターの暴力事件。
(1 / 8 枚)
2007年8月、中国体育総局が中国サッカー協会に対し2008年の中国スーパーリーグを中止するよう勧告したことが明らかになった。
【その他の写真】
先頃、22歳以下日本代表も参戦したサッカーのプレ五輪大会・4か国代表戦が終了した。国民の期待を一身に背負う中国五輪代表チームだが北朝鮮に敗北、優勝を逃した。この事態に体育総局はサッカー協会に対策を講じるように急きょ求めた。具体的にはバレーなど他競技同様に五輪前に長期間の合宿を実施、それに伴い中国スーパーリーグを中止するというもの。
体育総局の勧告は五輪代表の強化だけではなく、もう一つの狙いが隠されているとの指摘もある。中国スーパーリーグといえば、過激なサポーターで有名。今シーズンも数回にわたり暴動事件が発生している。五輪開催前の重要な時期に不祥事が発生しないようにとの配慮だとも伝えられている。
いずれにせよプロリーグの興行中止は大きなダメージ。五輪後にも南北分離開催など期間を短縮した形でのリーグ戦実施などが検討されている。一部関係者は、体育総局の措置は中国サッカー界の発展を妨げると批判している。(翻訳・編集/KT)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る