2015年3月2日、中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席は、北京市内の人民大会堂で、同国を訪問中のウィリアム英王子と会談した。中国・央広網が伝えた。

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習主席は冒頭、ウィリアム王子の訪中に歓迎の意を示した上で、年内に英国を訪問したい意向をエリザベス女王に伝えてほしいと述べた。

また、「中国と英国はともに世界に影響力を持つ大国だ」とした上で、両国間の貿易額が800億ドル（約9兆6000万円）を超えていることや、金融、原子力発電、高速鉄道など各分野での提携が進んでいることを強調した。

サッカーファンとしても知られる習主席は、スポーツ分野での交流にも触れ、「中国サッカーは英国を含む世界の強豪国に学びたい」と述べると、ウィリアム王子も「多くの中国人選手がイングランド・プレミアリーグでプレーすることを期待している」と語った。（翻訳・編集/柳川）