＜北京五輪＞「パンダがタップ」！「自由の息吹き」あふれ、踊るように変貌しつつある中国―独紙

2007年8月6日、ドイツのディ・ヴェルト紙は「パンダがタップダンスを踊る」というタイトルで、北京の街がオリンピックを契機に経済文化がめざましく発展し、国際化しているという記事を掲載した。新華ネットが紹介した。

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記事では、市内に雨後のたけのこのように建設されるショッピングセンター、レストラン、バー、美術館などを紹介し、それらに象徴される “中産階級”の勃興、つまり生活水準が日増しに向上する庶民たちについて述べた。

また、市政府による首都の景観向上と国際化に関する一連の政策として、全市挙げて英語の学習に取り組んだり、痰吐き捨て禁止キャンペーンや1700万本の植樹など美化・緑化にも力を入れている姿が紹介された。

芸術の振興も著しい。代表的なアーチスト村「798芸術区」を例に挙げ、外国の政府要人も訪問を希望するなど今最も注目を集めている分野だという。若い世代の芸術家の作品は特に評価が高く、世界的オークションで数万ドルの値がつくこともあるという。

7年間北京で暮らすドイツレストランのオーナーが「今の北京ほど自由の息吹が感じられるところはないだろう」と語っているのに象徴されるように、街がダンスを踊るが如く自由を謳歌しながら変貌を遂げているのだ。（翻訳・編集/WF）