2015年2月25日、フィリピンを訪問した武居智久海上幕僚長は、南シナ海を望む西部パラワン島の基地を訪問する予定だ。中国・環球時報が日本メディアの報道として伝えた。

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海上自衛隊トップが同島を訪問するのは初めて。日本とフィリピンの海軍当局の緊密な連携を示し、海洋進出を続ける中国をけん制する狙いがあるとみられる。

武居海幕長は24日、アズクエタ国防次官、ドミンゴ軍参謀次長と相次いで会談し、南シナ海情勢のほか、両国合同での軍事演習や災害時の救援活動についても協議した。

この話題について、中国のインターネット上には反発の声が多く寄せられている。

「日本旅行に出かける中国人よ。このニュースを見てもまだ日本に行きたいと思うのか？」

「日本の海上幕僚長による野心あふれた南シナ海訪問は、中国の反応を試すのが目的だ」

「日本が本気で中国をけん制するのなら、残された道は軍事衝突のみ」

「日本を一度、徹底的に懲らしめろ。そうしなければ、日本は何百年たっても従順にならない」

「中国と日本はいずれ、どちらかの民族が滅亡するまでの悪戦を繰り広げることになるだろう。それも遠くなく予見できる未来に」

「南シナ海での軍事施設建設を急げ」

「中国の南沙諸島からフィリピン軍を追い出せ」

「日本経済を窒息させるため、日本製品ボイコットを徹底しよう」（翻訳・編集/柳川）