Record China 2015年2月20日(金) 22時6分
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12日、中国メディア・BWCHINESEは、韓国KBSテレビの新年特別企画番組「スーパー中国」など、韓国メディアが最近特に中国を持ち上げる理由について考察した。写真は天安門。
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2015年2月12日、中国メディア・BWCHINESEは、韓国KBSテレビの新年特別企画番組「スーパー中国」など、韓国メディアが最近特に中国を持ち上げる理由について考察した。
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KBSテレビは、1月15日から24日にかけて、中国の現状を伝える7話構成の特別企画番組「スーパー中国」を放送した。番組制作の意図は、中国のさまざまな現状を紹介し、「台頭する中国は、韓国にとって新たな危機なのかそれともチャンスなのか」の答えを見つけるためだという。
韓国国民にこの問題の答えを提供するため、番組制作スタッフは米国やギリシャなど20数カ国へ出かけ、学者や企業家から一般市民に至るまで、人口や経済、外交・軍事、文化、政治などさまざまな分野の人物を取材。中国発展の現状や中国が世界にもたらした変化などを紹介した。
7話それぞれのオープニングのフレーズは、「華麗な中国時代が今まさに開く」「中国の外貨準備は世界一」「13億の人口が生み出す特別なパワー」「軍事・外交で世界に示す中国の影響力」「中国の土地が内包する潜在力とパワー」「ソフトパワーが文化大国へ向けて飛び立たせる」「共産党、中国式リーダーの強力な指導」となっており、番組が中国の発展をプラス面から捉え、「韓国にとって中国の台頭はチャンスである」と訴えていることが分かる。
韓国メディアが中国を持ち上げる意図は、以前とは変化している。現在は、中国をあまり理解していない韓国人に対し、中国市場の持つ利益獲得の巨大なチャンスを十分に認識させることにあるのだろう。注目に値するのは、番組が中国の軍事力の発展などを誇張している部分である。「スーパー中国」と名付けた裏側には、台頭する中国への恐怖心も透けて見える。
一方で、「韓国人制作のこの番組は、中国を持ち上げすぎており、中国政府を日頃誇りに思っている人でさえ恥ずかしくなるぐらいだ」と批判する中国人もいたという。(翻訳・編集/秋田)
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