2015年2月16日、中国青年網が、15日午後に香港九龍半島の地下鉄沙田駅周辺で、中国人旅行者に対する抗議活動が行われ、デモ参加者と中国人旅行者との間でトラブルがあり、逮捕者が出たことを伝えた。

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中国青年網は、「香港の沙田で中国人旅行者と転売目的の中国人に反対するデモが行われた。参加者は中国からの旅行者が多すぎるため住民に影響が出ていると抗議した。参加者の中には中国人旅行者とトラブルになり、警察が介入して逮捕された人もいる」と伝えた。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国人のネットユーザーからは怒りのコメントが続々と寄せられた。

「一国二制度でなければ、香港は今のようになれただろうか？直ちに一国二制度を廃止すべきだ！」

「やっぱり香港に社会主義改造を行い、一国二制度を取り消すべきだな。特別行政区から直轄市にしてしまえ」

「買い物はマカオに行けばいいし、ディズニーランドは上海に行けばいい。香港との関係を一切断ってしまえば、香港人民は香港に旅行に来てくれるよう泣きついてくるに違いない」

「香港を見ると、北京がいかに寛容かよく分かるな。家も交通も何でも不足しているのに外から入ってくる人を拒まない」

「香港人の優越感っていったいどこから来るんだろう」

「問題は転売目的の人の多くが香港籍だということなんじゃないか」

「なんだか香港人は中国人ではないかのような言い方だな。何を根拠に俺たちが香港に行って買い物をしてはダメだというんだ？」

「香港は中国じゃないのか？それなのに中国人は中国へ帰れというのは…」（翻訳・編集/山中）