最高賞はイラン映画「TAXI」、チアン・ウェン監督「中国は最大の『悪ふざけ』」―ベルリン映画祭

Record China    2015年2月16日(月) 0時20分

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14日(現地時間)、第65回ベルリン国際映画祭の授賞式が開かれ、イラン映画「TAXI」が金熊賞を受賞。チアン・ウェン監督「一歩之遥」(Gone With The Bullets)は受賞を逃した。写真はチアン・ウェン監督。

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2015年2月14日(現地時間)、第65回ベルリン国際映画祭の授賞式が開かれ、イラン映画「TAXI」が金熊賞を受賞。チアン・ウェン(姜文)監督「一歩之遥」(Gone With The Bullets)は受賞を逃した。騰訊が伝えた。

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コンペティション部門のグランプリ・金熊賞に輝いたのは、イランのジャファル・パナヒ監督の「TAXI」だった。パナヒ監督は現在、出国を制限されているため、映画にも出演しているめいが代わって授賞式に出席した。同部門では、昨年の「薄氷の殺人」に続く中国映画のグランプリ制覇が期待されていた「一歩之遥」が出品されていたが、受賞を逃している。

チアン・ウェン監督はこのほど、独ドイチェ・ヴェレなど現地メディアのインタビューで、「今回の作品は、現在の中国に対する『悪ふざけ』ではないのか?」と聞かれ、「中国の現代社会に『悪ふざけ』は不要だ。中国自体が最大の『悪ふざけ』なのだから」と回答。映画が描く風刺描写への指摘に答えたものだが、辛口極まる発言が注目された。(翻訳・編集/Mathilda

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