2015年2月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国2．1持続可能研究所と韓国大学生言論協同組合YeSSは同日、韓国の132の大学に通う大学生2361人を対象に行った就職活動に関する調査結果を発表、大学生の80．5％が企業側は個人の能力より学校や専門などの学歴を重視していると回答した。環球網が伝えた。

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「卒業後、希望の職場に就職する」と回答した大学生のうち、国公立に通う大学生の割合は64．9％で、私立大学の56．0％より高い結果となった。また、学歴以外に、学生の家庭環境も就職に大きく関わっており、貧富の二極化が顕著となっている。調査に参加した大学生のうち、291人が優れた家庭環境、365人が家庭環境はあまり良くないと回答。優れた家庭環境の学生のうち、「希望する職場に就職できる」と回答したのは67．3％、一方で家庭環境が良くないと回答した学生の中では45．4％だった。

また、59．3％の大学生が国外での就職を望んでおり、女子学生の割合は63．3％で、男子学生の54．6％を上回った。漢陽大学の学生は取材に対し、「国外での就職を希望する大学生は、グローバルな国際舞台に順応したいということと、韓国の就職状況に失望したということの両方の想いがある」と述べた。（翻訳・編集/霧島）