中国人の10人に1人は慢性病、都市部で顕著に―2007年医療衛生白書

Record China    2007年8月3日(金) 18時17分

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8月3日、先ごろ発表された2007年医療衛生白書『中国医療衛生発展報告NO.3』によると、中国の慢性病患者は1億6000万人にも上り、10人に1.3人が慢性病を患っていることになる。

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2007年8月3日、先ごろ発表された2007年医療衛生白書『中国医療衛生発展報告NO.3』によると、慢性非遺伝性疾病は人々の健康に影響を及ぼす主な疾病となっており、中国の慢性病患者は1億6000万人にも上り、10人に1.3人が慢性病を患っていることになる。

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白書によると、中国での年間患者数は延べ50億8000万人で、1993年に比べ7億1000万人の増加となっている。病状別に見ると、都市部では高血圧、急性上気道感染症、急性鼻咽頭炎、急慢性胃腸炎、脳血管病、糖尿病の順に、農村部では急性上気道感染症、急性鼻咽頭炎、急慢性胃腸炎、高血圧、インフルエンザ、関節リウマチの順に多くなっている。

都市部では高血圧、糖尿病、脳血管病などが多く見られ、逆に呼吸器系、消化器系、伝染性疾病、皮膚病などの感染症疾病は明らかな減少傾向にある。人々の生活水準の向上と高齢化により、慢性病を持つ人々は急増している。また、年齢が10歳増える毎に慢性病の発病率は50%以上増加すると言われている。(翻訳・編集/藤野)

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