なぜ台湾旅客機パイロットは切るエンジンを間違えたのか?中国メディアの分析に「英雄が一瞬で罪人に…」「機長は十分努力した」―中国ネット

Record China    2015年2月8日(日) 12時19分

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7日、中国メディアの民航資源網は、トランスアジア航空の旅客機墜落事故で、パイロットが切るべきエンジンを間違えた理由について分析する記事を掲載した。中国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。写真は同航空会社のATR72型機。

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2015年2月7日、中国メディアの民航資源網は、今月4日に台湾でトランスアジア航空の旅客機が離陸直後に川に墜落した事故で、パイロットが切るべきエンジンを間違えた理由について分析する記事を掲載した。

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この事故では、ブラックボックスの解析の結果、離陸直後に右エンジンの異常を示す警告音が鳴り、その後、乗務員が左のエンジンを停止させたことが分かっている。

その理由について記事では「1つに心理的要因の可能性がある。訓練を受けているとはいえ極度の緊張状態で判断を誤ったかもしれない。もう1つの可能性は設計の問題だ。左右のエンジンのスロットルレバーがよく似ていて隣り合わせであるため、間違えたのかもしれない」と分析した。

これに対して、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「英雄扱いだったのに、結果は事故の張本人だったかもしれないのか。尊敬すべき英雄の過ちで死者が出たのなら、この種の感情を煽ったメディアへの皮肉だよな」

「台湾人はパイロットがいかに素晴らしかったかを吹聴していたのではないのか?実はミスによって自分と他の乗客の命を奪ったのか?信じられん!」

「真相って時に残酷になるものだな。英雄が一瞬にして罪人になる」

「ブレーキをかけるべき時にアクセルを踏んでしまったようなものか」

「今回の事故はちょっとおかしな感じがする。あんなにも経験のあるパイロットがそんなミスをするだろうか?」

「また視線をそらせようとしているのか?エンジンがなぜ故障したのかを調べるべきじゃないのか?なんかおかしい。機長はすでに十分努力していたと思うぞ」(翻訳・編集/山中)

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