2015年2月7日、中国台湾網は、台湾トランスアジア航空機墜落事故の行方不明者捜索現場で救助隊員の財布が盗まれるという残念な一幕があったと報じた。

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4日、台湾トランスアジア航空機が離陸直後に墜落する事故が起きた。乗員乗客58人のうち、40人が死亡。なお3人が行方不明だ。墜落した基隆河では懸命な捜索活動が続けられている。

その現場で残念な事件が起きた。捜索活動に参加している民間団体・新竹市捜救協会の劉席中氏は6日、フェイスブックに「残念な一日だった。河での捜索作業に加わっているメンバーが財布を車に残していたら盗まれた！捜索隊の車だとちゃんと書いてあったのに」と書き込んだ。なお周りを捜したところ、現金だけ抜き取られた財布が見つかったという。身分証明書などのカード類は盗まれていなかったとのことで、劉氏は「犯人にも少しは良心があったのかな」と書き込んだ。

もっともこの程度で許せないと怒りを見せたのがネットユーザーだ。「ひどすぎる」「恥知らず」と怒りのコメントを寄せている。（翻訳・編集/増田聡太郎）