<台湾旅客機墜落>高速道路走行中に巻き込まれたタクシー、運転手と本社オペレーターの緊迫のやりとりが明らかに―台湾メディア

Record China    2015年2月6日(金) 12時10分

拡大

5日、台湾の旅客機が離陸直後に墜落した4日の事故で、高速道路走行中に巻き込まれたタクシーの運転手と本社オペレーターとの緊迫のやりとりが明らかになった。

(1 / 2 枚)

2015年2月5日、台湾のトランスアジア(復興)航空の旅客機が4日、台北の松山空港を離陸した直後に高速道路をかすめて基隆河に墜落した事故で、高速道路を走行中に巻き込まれたタクシーの運転手と本社との緊迫のやりとりが明らかになった。台湾の中時電子報が伝えた。

その他の写真

事故発生直後、タクシー運転手が皇冠タクシー本社のオペレーターに電話した際の会話が録音されている。以下はその内容。

「はい、皇冠タクシーです。こんにちは」

「もしもし、こちら1098。飛行機が私のタクシーにぶつかった。あの、あの、飛行機は基隆河の中に落ちた。今、環状東大道の上。すぐに救急車を呼んでくれ」

「1098、ええっ?環状東大道?ちょっと待って、待って!もしもし」

「こちら1098。環状東大道を走っていたら、飛行機が飛んで来て車にぶつかった」

「ラジコンの飛行機ですか?」

「車体はすっかりやられた。ラジコンじゃない。人間が操縦する小型の飛行機だ」

「え?けが人はいますか?」

「いや、飛行機は基隆河に落ちた」

「死傷者はいますか?」

「私も乗客もタクシーから出られない。タクシーはめちゃくちゃだ。早く救急車を呼んでくれ」

「1098ですね。現在地は?」

「南港の環状東大道の上だ」

「了解。先方に連絡します」(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携