<台湾旅客機墜落>「たくさんの命救った」機長と副機長に称賛と感謝の声=「ありがとう」「本当に偉大だ!」―台湾メディア

Record China    2015年2月6日(金) 10時44分

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5日、台湾・蘋果日報によると、台北市で4日午前に墜落したトランスアジア航空機に乗っていた機長の廖建宗さんと副機長の劉自忠さんに、称賛と感謝の声が上がっている。

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2015年2月5日、台湾・蘋果日報(アップル・デイリー)によると、台北市で4日午前に墜落したトランスアジア航空機に乗っていた機長の廖建宗(リャオ・ジエンゾン)さんと副機長の劉自忠(リウ・ズージョン)さんに、称賛と感謝の声が上がっている。

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トランスアジア航空GE235便は、台北市の松山空港を離陸した直後にエンジントラブルにより墜落。乗員乗客58人が乗っていたが、これまでのところ機長と副機長を含む31人の死亡が確認され、行方不明者も多数いる。事故後に動画共有サイトに投稿された映像には、機体は左に90度傾き、高架橋に接触しながら墜落していく様子が映っている。

インターネット上では、GE235便がたどった飛行ルートが公開されており、同機が墜落した川(基隆河)に沿うように飛行していたことがわかる。米連邦航空局のDavid Soucie氏によると、被害を拡大させないために飛行していたことがはっきりとわかるという。また、米CNNの航空専門家Mary Schiavo氏は、「機長は最後の努力でたくさんの人の命を救ったと確信している」と指摘している。

また、豪州の航空専門家Hugh Ritchie氏は、「墜落した飛行機の操縦は素晴らしかった」と評価。香港の航空分析家・曾浩然(ツェン・ハオラン)氏は「機長はさらに甚大な被害が出ないように努力した。非常に勇敢な行動だった」と称賛した。

機長と副機長に、台湾のネットユーザーからも感謝と称賛の声が続々とあがっている。

「ありがとう、機長」

「機長に敬礼!」

「機長はずっと川に沿って飛行して、住宅街を避けようとしていたんだな」

「機長は相当な努力をして、機体を川にもっていったんだろうな」

「偉大な機長と副機長に敬意を表する」

「素晴らしい操縦だった。多くの人が助かることを祈る」

「亡くなった乗組員の方に心からの敬意を表したい。そして、遺族の方にお悔やみを申し上げたい」

「機長と副機長、あなた方は本当に偉大だ!どうぞ安らかに」(翻訳・編集/北田

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