「植民地時代が長いほど進歩する、だから台湾の民度は中国よりも上だ」=台北市長、失言で“炎上”―台湾

Record China    2015年2月2日(月) 12時8分

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1日、観察者網は記事「柯文哲台北市長:植民地の期間が長ければ長いほど進歩する、台湾の文化は中国本土より良い」を掲載した。米外交専門誌フォーリン・ポリシーに掲載されたインタビューが引き金となって“炎上”した。

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2015年2月1日、観察者網は記事「柯文哲台北市長:植民地の期間が長ければ長いほど進歩する、台湾の文化は中国本土より良い」を掲載した。

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2014年11月の統一地方選で無所属ながら台北市長に当選した柯文哲(カー・ウェンジャー)市長。国民党民進党の二大政党体制に幻滅した人々から圧倒的な支持を集めている。歯に衣着せぬ発言が人気となる一方で、失言問題も少なくない。今回は米外交専門誌フォーリン・ポリシーに掲載されたインタビューが引き金となって“炎上”している。

問題となったのは「アジアの歴史と植民地化」という部分。台湾、シンガポール、香港、中国本土という中国語圏は植民地の歴史が長いほど文化が進歩しており、シンガポール>香港>台湾>中国本土という順番になっていると話している。また、ベトナムを例にあげ、貧しいが赤信号にはちゃんと止まる民度を持っており、中国本土よりも文化的には優越していると発言した。

この発言が問題視されて“炎上”している。「内心は大日本帝国の皇民ではないか」との批判も寄せられたほか、植民地統治によって受けた痛みについて理解していない、近代化が進んだからといって喜べないなどと批判されている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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