2015年1月29日、韓国朝鮮日報はこのほど、1日から全国の公共施設が全面禁煙になった韓国で、たばこを吸えないストレスから、至る所でトラブルが続出していると伝えた。

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7日、ソウルの慶煕大学周辺にあるすし屋で、たばこの火を消すよう言われた男性客が逆ギレし、店員に罵声を浴びせた。店員は「あんな態度を取られたらどうすることもできない。取り締まり班の目に付かないよう祈るしかない」と話しているという。また、ソウル市東大門区のモツ専門店では、喫煙を注意されたことに腹を立てた客が、店員の顔を殴って警察に逮捕された。9日には、ソウル・清涼里の居酒屋で、たばこを注意したことがきっかけで客同士が口論になったという。このように、禁煙がきっかけで、店員と客、あるいは客同士が口論となり、暴言や暴行にまで発展する事件が相次いでいる。

さらに、客とのトラブルを避けるため、空のビール瓶や焼酎の瓶、紙コップなどを灰皿の代わりに提供し、取り締まりをする警察の目をごまかす店も増えているという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「たばこが吸えるのは自分の車の中だけ。ストレスで病気になりそう」

「韓国の喫煙者は本当にタチが悪い。大韓航空のチョヒョナ前副社長並みだ」

「韓国での生活がどんどん苦しくなっていく」

「たばこよりもお酒の値段を上げるべき。そうすれば、5次会まで続く韓国のばかげた飲み会文化もなくなるだろう」

「健康にも悪いし、この機会に禁煙すればいいのに」

「笑っているのは、多額の税金を確保した朴大統領だけ。自分勝手な政府のせいで国民は大変」

「傍若無人な政府の下で頑張る韓国国民は本当にけなげだ」

「問題を起こしているのはほとんどがお年寄りでしょ？韓国のお年寄りが若者の言うことを素直に聞くわけがない」

「朴大統領にお金を払いたくないという意地で、禁煙36日目だ！」（翻訳・編集/堂本）