Record China 2015年1月29日(木) 17時3分
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28日、韓国を訪れる外国人観光客のうち、中国人が日本人を上回り最多になった。中国人観光客にとって、韓国は「新しい日本」のような存在となっている。写真はソウルの繁華街。
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2015年1月28日、米ビジネスインサイダーによると、韓国を訪れる外国人観光客のうち、中国人が日本人を上回り最多になった。中国人が外国人観光客全体に占める割合は35%に上り、韓国経済にも貢献している。韓国では大抵のレストランが中国語のメニューを用意するなど対応を進めている。中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。
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中国人観光客にとって、韓国は「新しい日本」のような存在となっている。香港で欧米から来た観光客に「1週間ほどの休暇があればどこへ行きたいか」と問うと、多くはラオスやミャンマー、ベトナム、カンボジアなどの国を挙げるが、中国人や香港人観光客に同じ質問をすると東京や台湾、シンガポールの名も挙がるものの、最も多いのは韓国・ソウルだ。
その理由には、清潔な街、隣り合っていて近い、おいしい韓国料理、音楽や映画、ブランドなどの韓国カルチャー、そして人々の歓迎ムードが挙げられている。中国や香港の消費者の目には、韓国は東京と比べても遜色がなく、国際的なブランドもあり、手の出る範囲でショッピングが楽しめ、ソウル市内には大型免税店もそろっている。日本人は高価な食事や宿泊施設への消費が中心だが、中国人は小売店での消費が中心で、小売産業には大きな追い風となっている。
中国人観光客の大幅な増加により、まだまだ埋もれているその消費力を掘り起こそうという狙いから、韓国では外国人観光客全体が恩恵を受けるような施設の開発を進めている。韓国カルチャーや企業がアジア地域の消費者に興味を与え続けることができれば、韓国国内の市場にこれからも好影響が続くと予想されている。(翻訳・編集/岡田)
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