国外逃亡中の汚職役人、2014年は21人逮捕―北京市

Record China    2015年1月30日(金) 9時12分

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28日、昨年は「中国海外反腐敗年」だった。そして北京は過去10年近くで最多となる国外逃亡犯21人を逮捕した。資料写真。

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2015年1月28日、昨年は「中国海外反腐敗年」だった。そして北京は過去10年近くで最多となる国外逃亡犯21人を逮捕した。北京市人民検察院の池強(チー・チアン)検察長は27日の第14期北京市人民代表大会第3回会議で行った「北京市人民検察院活動報告」で、北京の「海外における反腐敗」の成果を初めて公表した。北京青年報が伝えた。

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池検察長によると、2014年に北京市検察院が捜査した横領、賄賂、汚職、権利侵害犯罪容疑者は505人で、県・処級以上の国家公務員は137人、うち100万元(約1900万円)以上の事件は120件だった。3つの数字はいずれも2013年を上回った。

重大な職務犯罪を法にのっとって厳重に処罰するとともに、腐敗行為をした者が法の制裁を逃れてのうのうとすることは断じて許さない。池検察長によると、2014年に北京市は逃亡中の職務犯罪容疑者95人について逐一情報ベースをつくり、犯罪事実、不法取得資産の行方を解明し、ネット上での指名手配、国境での取締りなどさまざまな方法を通じて、国外逃亡犯21人を逮捕した。

「横領、賄賂、職責不履行、汚職犯罪を処罰する高圧的姿勢を常に保つ」。池検察長によると、今年は民生に関わる職務犯罪事件、市民の不満の声が大きい職務犯罪事件を踏み込んで捜査、処罰する。また、食品や薬品の安全性を損なう犯罪、環境を破壊する犯罪、民生に関わる犯罪を重点的に処罰し、贈賄犯罪に対する処罰も強化する。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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