2015年1月28日、韓国・聯合ニュースによると、イスラム国が「ヨルダン当局が収監しているサジダ・リシャウィを24時間以内に釈放しなければ、日本人とヨルダン人の人質を殺害する」と警告したことが分かった。

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27日午後11時過ぎ、イスラム国に捕えられている日本人・後藤健二さんを名乗る画像と音声がインターネット上に投稿された。「家族と日本政府へのメッセージ」という字幕で始まり、後藤健二さんがイスラム国の捕虜になっているヨルダン人パイロットの写真を手に持っている様子が映し出されている。

後藤さんとされる人物は「これが最後のメッセージだと言われた。日本政府はヨルダン政府に圧力を掛けろ。私には24時間しか残されていない。ヨルダン人パイロットに残された時間は私よりも短い。私たちが死ぬことのないようにしてほしい」などと述べている。

このニュースは韓国でも注目され、ネットユーザーからは後藤健二さんを心配するコメントが多く寄せられている。

「神様がいるのなら、今すぐに後藤さんを助けてほしい」

「こんなにも簡単に人の命を奪うイスラム国が許せない」

「心配で夜も眠れない。後藤さんは絶対に死なせてはいけない。国連が協力してあげるべきじゃないのか？」

「不安そうな目をしている。どんなに怖いだろう？交渉がうまくいって、無事に解放されることを願っている」

「とても他人事とは思えない。ご飯はちゃんと食べているだろうか？」

「勇敢な日本人だ。捕えられた日本人を助けに自ら危険な場所へ行くなんて…」

「イスラム国は全世界を敵に回した」

「米国と日本が協力すれば、すぐにイスラム国をつぶせるんじゃない？」（翻訳・編集/堂本）