中国人ニセ僧侶の次のターゲットは豪州?ニュージーランドでの摘発強化受け―豪華字メディア

Record China    2015年1月27日(火) 3時6分

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25日、街頭で物乞いを行う中国人のニセ僧侶が豪メルボルンに活動場所を移す可能性がある。ニュージーランド当局の摘発を逃れるためとみられている。写真は上海の観光地で見られた僧侶。

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2015年1月25日、豪華字メディアのオーストラリアン・ニュー・エクスプレス・デイリーは豪紙ヘラルドサンの報道を引用し、ニュージーランド当局が僧侶に扮(ふん)した中国人の物乞いグループの摘発を強化したことを受け、次は豪メルボルンがグループのターゲットになる可能性があると報じた。26日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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アジアに拠点を置くグループがニセ僧侶や尼による物乞いを組織しており、中国で広く「候補者」を募っている。約1万元(約19万円)で、僧侶や尼を演じるための指導を行うほか、オーストラリアやニュージーランドのビザの取得や渡航も支援しているもようだ。ニュージーランド当局はすでに豪政府に対し、両国でのグループの活動について注意を呼びかけている。

この問題について、豪移民当局は「ニセ僧侶は必ずしも観光ビザでの入国者とは限らない」と指摘。豪国籍を持っている人や永住権を持っている人なども関わっている可能性があるとの見解を示している。(翻訳・編集/野谷

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