「中国が日本射程の核ミサイル配備」は韓国紙の粗雑すぎる誤報―米メディア

Record China    2015年1月24日(土) 12時20分

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23日、環球網は記事「“中国が弾道ミサイルを長白山に配置”は韓国メディアの誤報か」を掲載した。韓国紙報道を米メディアがあまりにも雑な誤報だと指摘している。写真は長白山。

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2015年1月23日、環球網は記事「“中国が弾道ミサイルを長白山に配置”は韓国メディアの誤報か」を掲載した。

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韓国紙・朝鮮日報は19日、中国が中朝国境の長白山(韓国名は白頭山)に新型の中距離弾道ミサイル・東風21号を配備した可能性が高いと報じた。中国メディアが伝えたミサイル部隊の酷寒期演習に関する報道が根拠だ。東風21号が長白山に配置されれば、韓国はもちろん、沖縄を含む日本全土が核ミサイルの射程内に収まる。専門家は「日米韓の軍事協力に対する警告ではないか」とコメントしている。

このニュースについて、米国北朝鮮問題専門の情報サイト「38 North」は誤報の可能性が高いと指摘している。中国メディアの報道だが、1960年代から続く吉林省での定期訓練を報じただけの可能性が高い。根拠は2点。第一に弾道ミサイルを配備したならばその存在は極秘にされるのが常だ。第二に中国メディアが公開した写真には樹木が写っているが、長白山のような高い海抜の植生ではない。

38 Northの記事は朝鮮日報の報道をあまりにも雑だと指摘し、頼れる専門家にメール1本送ればすぐに正しい返事が返ってきたのに、と嘆いている。(翻訳・編集/KT)

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