世界各地で見かける怪しい“中国人僧侶”、実態はプロの物乞い!中国に専門の養成組織―華字メディア

Record China    2015年1月26日(月) 10時51分

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21日、僧侶や尼の格好をした中国人の物乞いグループが、ニュージーランドやオーストラリア、米国などの国々に出没し、現地で強引な物乞いを行っている。資料写真。

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2015年1月21日、ニュージーランド華字メディアのスカイ・キゥイは、僧侶や尼の格好をした中国人の物乞いグループの存在を取り上げた。22日付で中国・環球網が伝えた。

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ニュージーランドの警察当局によると、最近オークランド市内でニセの僧侶2人と尼1人の物乞いグループが出没。3人は15日にオーストラリアに向けて出国したことから、当局はオーストラリア側に注意するよう伝えたという。この3人は2年間有効の数次ビザ(査証)を持っていた。

こうした僧侶の姿をした物乞いは、中国にある専門の組織から派遣されて海外に来ている。彼らは組織に約1万元(約19万円)を支払い、剃髪(ていはつ)や衣装、物乞いの仕方などの指導を受ける。その後、それぞれの渡航先が手配されるという。

昨年6〜7月、米ニューヨークで僧侶の姿をした中国人の集団が市内の路上で強引な物乞いを行い、問題になった。ブッダの姿が印刷された小さなカードを通行人に渡し、お布施を強要。納得のいく金額を受け取るまで通行人につきまとうため、多くの市民から苦情が寄せられていた。これにより、ニューヨーク警察はこの中国人らを「無許可での路上販売」容疑で逮捕した。(翻訳・編集/本郷)

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