韓国から鉄道フェリーで欧州へ?中韓間の鉄道ダイレクト運航に向け研究会開催―中国メディア

Record China    2015年1月24日(土) 17時1分

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20日、韓国国会で来月、韓国と中国を鉄道で結ぶプロジェクトを検討する会が開催される。同プロジェクトは以前から議論されていたが、ここにきてようやく進展すると期待が高まっている。資料写真。

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2015年1月20日、中国新聞社によると、韓国国会は来月、韓国と中国を鉄道で結ぶプロジェクトの実現に向けた研究会を開催する。研究会には韓国外交通商部、国土交通部、海洋水産部など関連機関の責任者がすべて出席する見通しだ。

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このプロジェクトは北朝鮮を経由せずに双方への往来を可能にするというもので、黄海に海底トンネルを建設する案と鉄道フェリーを運航させる案がある。海底トンネルの建設は巨額の費用を必要とすることから、フェリー運航案が有力視されているもようだ。実現すれば、最終的には韓国から中国を経由し、欧州まで鉄道で移動できる。韓国・中央日報は「研究会では両国が黄海を利用していかに広範囲にわたってつながることができるかが主なテーマとなる」と伝えている。

中韓間の鉄道フェリーをめぐっては、02年に金大中(キム・デジュン)政権が中国側と実現のための取り決めを交わしたものの、進展がなかった。しかし、朴槿恵(パク・クネ)大統領は「ユーラシア・イニシアティブ」を掲げ、習近平(シー・ジンピン)中国国家主席との首脳会談では自由貿易協定(FTA)について合意している。このため、韓国国内では進展の機運が高く、韓国側の起点は仁川と京畿道平沢港の2カ所が候補になるとみられている。(翻訳・編集/野谷

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