2015年1月20日、中国新聞網は韓国メディアの報道を引用し、韓国でたばこの価格が大幅に値上がりした影響で、「禁煙学校」に入校する人が急増していると伝えた。

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韓国では今年1月1日から、たばこの価格が、1箱2500ウォン（約270円）のものが4500ウォン（約490円）へと2倍近く値上げされた。韓国のネット通販大手Gマーケットが韓国の喫煙者を対象に行った調査で、91％が「たばこをやめる」と回答し、うち70％が「たばこ価格の値上げ」を理由に挙げるなど、影響は大きい。

報道によると、韓国の保健福祉部は20日、同部が各地に開設している「禁煙学校」に、今月2〜16日までの15日間で10万5000人が入校を希望したと明かした。これは前年の4倍だという。入校希望者が急増していることについて同部は、「たばこの値上がりと、禁煙場所が拡大していることが主要な原因」と述べている

韓国政府は「禁煙学校」のほか、全国各地の病院で禁煙治療を行う人に経済的な補助といった取り組みを継続して行くという。（翻訳・編集/内山）