Record China 2015年1月18日(日) 21時12分
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16日、旧正月を控えた中国で、旅客機内でのWi−Fi接続による無料のネットサービスを中国東方航空が他社に先駆けてスタートさせる。資料写真。
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2015年1月16日、北京晨報によると、旧正月を控えた中国で、旅客機内でのWi−Fi接続による無料のネットサービスを中国東方航空が他社に先駆けてスタートさせる。技術的な課題の多くはすでにクリアしており、認可が下りるのを待つだけだという。
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中国東方航空の関係者によると、同社の旅客機ではWi−Fiの機能を備えた機体が複数あり、2015年内に20機を超える機体がWi−Fiに対応する予定。Kuバンド衛星によるインフライト接続で、ダウンストリーム最大32Mbps、アップストリーム2Mbps(理論値)。
記者らは13日、マイクロソフトの人工知能「微軟小氷」を搭載した上海発北京行きの東方航空で機内Wi−Fiを体験。高度が3000メートルを超えるとWi−Fiが自動的に利用できる状態になったが、気流などの影響で接続がやや不安定になると回線速度が低下し、ウェブページを閲覧するのにも不具合が生じた。しかし、こうした課題も今後クリアされるとみられる。
ただし、携帯端末については今後も当面は利用できない状態が続く。携帯電話の電波が航空機の安全性に何らかの問題を引き起こす可能性を解決する必要があるほか、「山塞機」と呼ばれる多数のノンブランド端末は安全性の確認が困難だという中国独特の事情もある。しかし、これも今後は解決され、携帯端末からネット接続できるようになる可能性はあると、東方航空の関係者は話している。(翻訳・編集/岡田)
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