2015年1月14日、韓国・YTNによると、同国の全羅南道莞島郡の海洋警察庁は同日、同郡で逮捕した2人の中国人密入国者について説明した。環球時報（電子版）が伝えた。

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中国人2人は今月8日にビザが免除されている済州島に渡り、2日間滞在したのち密入国を請け負う人物と接触。10日に自動車のルーフボックスに身を潜め済州島から莞島郡に渡った。

ところが、ルーフボックスに入る所を現地住民が目撃し、住民は誘拐だと思い警察に通報。済州島の警察当局から連絡を受けた莞島海洋警察庁は10日午後、該当の車両を見つけ、ルーフボックスに潜んでいた中国人2人と運転手の計3人の身柄を確保した。ルーフボックスには換気用の小さな穴が4つあけられていた。中国人2人は密入国が成功すれば、運転手にそれぞれ900万ウォン（約97万円）を支払う予定だったという。

莞島海洋警察庁の関係者は、近年ノービザで入国できる済州島に渡り、韓国のほかの都市に密入国する外国人が増えていると語っている。（翻訳・編集/内山）